はるかの胸線が完璧な「僕の彼女はサイボーグ」

はるかのボディスーツとロボ芝居を満喫する幸せな104分間にはヌード以上のヌードも！
　綾瀬はるかの顔と体と声を備えたものすごく強いサイボーグが未来から自分を守りに来た、という夢のまた夢的なお話。「ターミネーター」と「ドラえもん」と監督自身の「猟奇的な彼女」を加えた感じの映画で、筋立てが実はよくわからなかったんですが、なんといっても綾瀬はるかがイイ…。筆者はたれ目＆泣き目の女優には惹かれない方ですが、体にコンシャスな未来的ボディスーツに身を包んだ彼女は別格。なんですか、このカンペキな胸ラインは…。一瞬CGかと思いました。綾波レイも超えたと思います。しかも、彼女が守ってくれる冴えない男子の名は筆者と同じジローだという個人的事情もあり…。未来から現れる場面で全裸にならないのはズルイという巷の批判もあるんですが、冷静に考えれば全裸なんて別に必要ないと思います。ヌードということなら、終盤に服を脱ぐヌード以上のヌードが登場します。大地震で東京が壊滅し、彼女の半身も瓦礫の下敷きになるんですが、ジローのピンチを救おうと、ンンンン〜ッと出産時のような声を出しながら力ずくで自分の下半身をめりめり切り離して脱出するんです。服を脱ぐのがヌードですが、彼女は皮や骨や配線類まで根こそぎ脱いでくれたんですよ。そんで、上半身だけで這いつくばって助けにきてくれる…。捨てた下半身だけでも分けてくださいよ、と言いたいダメ男続出の気配が濃厚。（高）

私的オススメ度
★★★★
幼い男の子に見せちゃダメ。自堕落な大人になること確実…。

▲酒飲んで首が一回転するのもブキミカワイイ！

●発売／ギャガ●104分●監督・脚本／クァク・ジェヨン●出演／綾瀬はるか、小出恵介、桐谷健太、田口浩正、遠藤憲一、小日向文世、竹中直人、吉行和子、吉高由里子
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