少額訴訟の体験談がキンドル本に!

taquai2013-01-15

昨年10月10日に審理を行なって和解した自分の請負代金回収訴訟体験をKindle Direct Publishingで電子書籍にして公開しました〜。タイトルは『実録・はじめての少額訴訟』。なんとたったの100円ぽっきり!

実録・はじめての少額訴訟

実録・はじめての少額訴訟

http://www.amazon.co.jp/dp/B00B0O1MXO/
このブログでちょこちょこと書いていた経過報告がベースで、そこにブログでは書いていなかった今回の業務の経緯を詳細に加え、訴状とか答弁書とか調書とか返還物といった実際の訴訟資料の数々を画像で付け加えて構成した1冊です。公開の法廷で審理された事件だから実名で書いてもかまわないんだけど、そこは一応気を遣ってイニシャルにしました。
少額訴訟を扱った類書はもちろんありますが、そのほとんど(というか自分の知る限りではすべて)は弁護士などの専門家が制度を説明した一般的なものばかり。個別の事例を赤裸々に扱った本書は、同様の金銭トラブルで悩む同志の皆さんにとって貴重な参考になるはずです(どうかそうしてください)。ただし、ワードのファイルをそのままアップロードしただけなんで、デザイン的なことはまったく配慮されておりませんのであしからず〜〜〜。
そもそも少額訴訟をはじめとする簡易裁判は、訴額が小さくて当然報酬も少ないため、弁護士が扱うケースはごくわずか(誰もやりたがらない)。この手の裁判の実態に関しては弁護士よりも当事者の方が詳しい、と言えるのです!(これは何もおれだけが強弁しているのではなく、たとえば『臆病者のための裁判入門』の橘玲さんも書いていましたよ。
なお、カバー画像と挿絵には、年賀状にも使わせてもらった法廷画をまたもノーギャラで使用させてもらっています。画家2人にいくらかでもお礼するため、募金感覚で買ってくださればと存じます! KDPの印税は35%で1冊100円ということは……100部売れれば3500円、200部売れれば7000円、300部売れれば10500円の利益……。そうなったら2人をサイゼリヤに招待しておごることを誓います!
で、おれの他にも、ギャラ未払いの案件を抱えて奔走した知り合いは周りにちらほらいるので、本当はそのへんの事例も合わせて紙書籍『個人事業主フリーランスのための 実録・はじめての債権回収』にしたいんだけど、誰かそういうの出したい版元さんはいませんか〜〜〜〜!(もちろんW出版様でも歓迎ですW)

◎追記
その後、ブクログのパブーでもこの本を公開しました。キンドル本体もスマホタブレットもないからパソコンでしか読めない、という人はパブーで買えばパソコン上でも読むことができますよ〜〜。PDFの状態でダウンロードすることも可能。値段は同じ100円でげす。
http://p.booklog.jp/book/64367


臆病者のための裁判入門 (文春新書)

臆病者のための裁判入門 (文春新書)

実録・はじめての少額訴訟

実録・はじめての少額訴訟