逆転はされるものじゃない。するものだ!

2nd.7節、ジュビロ戦。いつもやられてきた逆転をこっちがして勝つというレアな勝利…。3-2。久々に見たデカモリシ(ブタモリシ?)にあっさりヘッドでやられたが、ムリキがPKイコーラーに。やり直しもほぼ同じところ蹴りこむというのは潔い。小林のシュートは一瞬空気が切り裂かれたように感じてあっけにとられた。後から見たら、ディフェンスはちゃんとした位置に立っていたが、それをあざ笑うかのようにボールが外から弧を描いて入っていた。が、あんなゴラッソなゴールをやられてもシノダ東京はあきらめなかった。走り込んだ徳永がダイレクトで入れたボールに東が頭で合わせてスペースにこぼれたところにムリキ。お見事。そしてインスの決勝点。持ってるとしかいいようがないゴール。J1デビュー戦での決勝ゴール。沈滞するクラブに息吹をあたえるゴール。インスもムリキもこぼれてくるボールを狙う準備があった。ムリキは、2点のほかにも、前田と河野にすばらしいラストパスを送っていた。ジュビロ相手ということでできれば前田にもとってほしかったけど、勝てばOK。前田のヘッドがなければインスのゴールもなかった。逆転勝ち……久々だな。逆転というのはされるものであってするものではなかっただけに、感無量だった。中年としては淋しさもあるがやっぱ若いやつを使ったほうがいい気がする!