右眼の再手術で入院

2014年11月の網膜剥離手術以降、月に1度JR東京総合病院に通って右眼の様子を見続けてきたが、眼圧の低さとかすみとゆがみと涙ダダ漏れの症状は変わらなかった。網膜はきちんとくっついているがどこかに微小な穴があいていて眼圧が上がらず、それでばしっと見えないのだろうという説明がいつものことだった。そうして1年3ヵ月たった。が、3月の検診の際に視力検査で一番上のCの向きがぎりぎりになるほど視力が落ちていることが判明し、写真で見ても右眼のにごりが明らかだったためか、主治医の先生が再手術を決意。網膜剥離手術の影響で白内障が進むかもしれないというのは事前に聞かされていて、今回はその白内障の手術だが、手術の際に眼球内に入れるゼリー状の物質を残しておくことで眼圧が上がるかもしれず、そうすれば白内障の改善と合わせてもう少し見え方がよくなるかもしれないという。ただし微小な穴があるとするとそこから圧がもれていくので眼圧上昇は一時的なものでまた下がるかもしれないともいう。なんとも心もとないが何かしないとらちがあかない。「行くあてがどこかにあるわけじゃないけれどここにいるわけにもいかない」(元春)のといっしょだよなと自分にいいきかせてこれから病院へ向かうのだ。2泊3日の新宿旅行。出発前からすでに早く帰ってきたくてしかたがない種類の旅行であることだなぁ(詠嘆)。