ドームハウスとオーサグラフ・グローブ!

縁あって2年前からお世話になっているログハウスのBESSさんが藤沢に新しい直営展示場をオープンしてさらに新型モデルをお披露目するというので東京駅から遠足気分でバスに揺られてそのお披露目会に行ってきましたよ。
新登場となったのはドームハウス。個性派揃いのBESSの家の中でも一番強力な見た目を誇る半球体ハウスが、新しくBESSドームという名になって出現してました。新構造評定取得!とか特許8件申請中!というのは実をいうとよくわからなかったんだけど、玄関が電車の扉みたいになっていて、中の子供部屋も寝台列車みたいになっていたのはよくわかりましたよ。こんな家で暮らしたらさすがにうちの子もネガティブボーイじゃなくなるかもなぁ。。。
あと、展示場の随所に豚とかアルパカとか恐竜とかクマノミとかそういう動物のフィギュアがいたり、木々にいちいち違う鳥の巣が設えられていたりするのがなんともBESSっぽさ満点。代官山の展示場もそうだけど、部屋のインテリアや雑貨もどれも腹にいちもつある感じのやつらなんですよ。。。
で、ビールとかホットワインとか飲んでバスに揺られて帰ってきて記念品の包みを開けてみたら……な、なんと、オーサグラフ・グローブが入ってた!

ヒョオオ! 実は、昨年末にWeb R25で地球儀に関するコメントを求められたんだけど、そのときにおれがリコメンドしたのが、何を隠そうこれだったのだ! 『くらべて見る地図帳』を編集したときに知って惚れた画期的地図投影法であるオーサグラフの仕組みが立体的にわかるペーパークラフト地球儀! 実はドームハウスの構造には宇宙船地球号で有名なバックミンスター・フラーが考案したジオデシックドーム理論というものが使われているんだけど、オーサグラフというのはフラーのダイマクション地図を作者の鳴川さんがぐぐぐっと止揚させてできた感じが濃厚に漂う地図なんですよ! そのつながりというか縁を見逃さずにこのペーパークラフトを記念品に採用するとは、いやー、BESSおそるべし! 伊達に「楽縁集落」とか名付けてないわ!