見える化は自分でやるのが貧乏派

NECとNTTが消費電力量の見える化サービスをあいついで発表しましたな。家庭の分電盤に測定器をとりつけ、数値を自動で計測して無線でとばすというもの。前者はまず社員に、後者はモニターを募集して装置を貸し出し、トライアルをやるようですよ。
http://www.nec.co.jp/press/ja/1106/2001.html
http://flets.com/eco/mieruka/
節電には見える化がいいというのはまさにそのとおりで、基本的には歓迎すべきニュースだなと思って、NTTのほうは応募してみようかなと思ったけど、月額210円払わないといけないと知って急速に興味減退。だったらいままでと同じように毎日自分で電気メーターをチェックしますわよ、と若干いじけモードで思う。モニターに外れた人も、自分でメーターチェックすれば同じですよといいたい。メーターをスマート化するより自分をスマート化したほうが早い。
というか、自分で電気メーターをチェックすることにこそ意味があるのではないか、ともいいたい。オタキング岡田斗司夫がかつてレコーディング・ダイエットですごくやせたけど、あれも自分で食ったものをつけていたから効果があったんじゃないのかなと。消費電力ダイエットも、自分で毎日我が家のメーターの数値を読み取って記録することに意味があるんじゃないのかなと。#denkimeterがあるんだしさ。
というか、節電しようといってるのに消費電力量を測定するために電気を使う装置を使わないといけないというのがちょっとこう心苦しいというかヘンタイチックじゃない? もちろん必要な消費電力量は微々たるものだろうけども。
NECは環境から電気エネルギーをとりだしてつかうエネルギーハーベスト関連でこんな発表もしていたのでもしかしたらほんとに少ない電力で測定できる理想的なセンサネットワークの構築が近づいているのかもしれない。


で決意も新たに本日の人力メーター定時計測では7.3kWh。増えてる。。。昼間〜夜間に居間で扇風機を回していたのと、深夜に仕事をしたのが増加の要因だろう。この10日間でセルフ基準値の6.7kWhをクリアできたのはたった4日。いかんですな。
一日の消費電力量kWh