ひと月198.5kWhを切らないとダメだった。。

定時計測で6.0kWh。なぜか一日あたりの自己ベスト更新。なのだが、うれしいというよりは不審。。減った理由がまったく解せない。。昨日は夜飯で炊いたご飯を炊飯器で8時間40分も保温していた(ワットモニター計測ではそれで0.26kWh)。ほかはいつもと変わらない洗濯、照明、テレビ、掃除。7kWhはいくに違いないと思っていたのだが。これはいままでの節電努力と計測活動を無力化するような出来事のように感じる。

節電活動開始以降、ことあるたびに「自分ちの消費電力量を30%削減しない奴は原発に反対する資格なし」と言ってきた*1んだけど、先日信頼できる先輩から指摘をいただいた。もともと節電活動をやっている家では、さらにそこから30%削減するのは難しい、それなのに「30%削減しない奴は原発に反対する資格なし」などというのは傲岸不遜な物言いではないか、と。
言われて初めて気づいたが、まったくそのとおりなのだった。おれが36%削減できたのはこれまで浪費していてもとの消費電力量が多かったから、にすぎないのだった。300kWhを210kWhに減らすのは簡単だ。だけど、200kWhを140kWhに減らすのは非常に難しい。割合で原発反対資格を語ってきたのはまちがいだったと気づいた。
でも数字で示さないと意味ないと思うので、どうすればいいかというと総量で基準を示す必要があるだろう。日本の一世帯あたりの消費電力量の平均は月283.6kWh(2009年)なので、http://www.fepc.or.jp/present/jigyou/japan/sw_index_04/index.html
そこから30%減らすと198.52kWh。つまり、ひと月あたり198.52kWhを下回らないと、「原発がなくたってやっていけますよ」と胸を張っては言えないということだ。
そう考えると、36%減らして206kWhまできたぞワ〜イと喜んでいたのはまったくのぬか喜びだったことがわかる。まだまだ堂々と原発反対を叫べる身分ではないのだった。。
ただ、ここhttp://www.fepc.or.jp/present/jigyou/shuyoukoku/sw_index_03/index.htmlを見ると、発電量に占める原子力の割合は24%とある(2008年)。283.6kWhの24%減なら215.54kWh。遠慮がちには叫べるレベル……ってことにしておく。。

*1:といいつつよく見たら日記に書いたことはなかった。飲み会とツイッターだったw