2年前の娘に近づくための一冊ができました…

去年の秋からやってた本がそろそろオンセールなうです。中学受験の入試問題の中から、雑学っぽい問題、時事問題、ひっかけ問題、難問、そして人生を経験してきた中年世代でないとわからないような問題までを選び出し、学習塾の雄・日能研さんの監修による解説をつけて紹介する一冊。こちらですよ。

小学生のテスト問題、あなたは何問解けますか?

小学生のテスト問題、あなたは何問解けますか?

日能研といえば、電車の広告で見かける「シカクいアタマをマルくする。」という昔からやってる人気シリーズがありますが、あれをもっとシンプルにしたイメージであり*1、また、同じく日能研が協力しているテレビの「熱血!平成教育学院」をもっと地味にしたイメージ、といえばそのとおりかとw
個人的には、いま中2の娘が受験をすると言い張ったときにおれだけが反対して、すべて母子にまかせっきりにしていたという状況があり、娘ががんばって勉強していた世界に自分も少し近づける機会が持ててよかったなと思っています。まぁ、自分の娘はあのときこういうことを勉強していたんだ、っていまになってやっと認識しているようじゃ遅すぎるんだけど…。
おれのような地方出身中年同志の皆さんは、「中学受験? そんなのはあんた、教育熱心な人たちだけのものでしょ」と思っていて当然なんだけど、現実にはもうそうじゃないんで、目を背けてすますわけにはいかないんです、たぶん。2008年には、首都圏の中学受験率が20%を越えて、中でも我々の東京都では30%以上いってましたからね。といいつつ、不景気のせいか、2009年には少し受験率は下がったらしいですけど…。
ということで、自分的には、2年前につい避けてしまった受験娘の後を追いかけてすがりつこうとした感じの一冊です。秀吉が一枚噛んでたキムチの原料を答える問題とか、中日・山本昌投手をテーマにした大人味の川柳問題とか、子どものメタボの基準値を問う問題とか、話のネタや脳の活性化にもつながると思いますんで、何卒よろしゅうに。
そういえば、テレビ本みたいに派手な感じじゃなくてしっとりシック仕上げとなっていまして、さりげなく簡易フランス装なんですよ〜。

*1:一部に同じ問題も収録してます