人間、それはアカデミックなアニマル!?
新幹線に乗るんだったら当然グリーン車でしょ、というエグゼクティブ紳士な貴兄ならおなじみの「ウェッジ」という雑誌があるんですけど、ちょっとしたご縁がありまして、その雑誌で「ACADEMIC ANIMAL 知的探求者たち」というインタビュー記事をやらせてもらいました。ユニークな研究をしている先生たちに素人のおれが話を聞きにいってその人となりとかなんとかを赤裸々にしちゃうんだからぁ、という感じなんですけど、その第一回がオンザネットなう!ですよ。雑誌のほうは20日にオンセールですよ。もちろん、タイトルのモチーフはエコノミック・アニマルなんだからぁ、ですよ。記念すべき第一回のアニマルは広島大学の長沼毅先生。ご本人は嫌っているけどやっぱり「科学界のインディ・ジョーンズ」というのが最も的確。いや、正しくは、「科学界の国広富之風インディ・ジョーンズ」というべきか。とにかく、深海とか砂漠とか南極とか地底とか、地球のいろんな辺境に行っては極限状況に生息する生命を研究している先生で。なんでそんなことをしてるかというと、生命の起源を知りたいから。地球で太古の生命が生まれた頃の環境と似ているのは現代でいえばそうした辺境だろうから、そこにいる生命を見れば生命の起源だってわかるはずだべ? ということなのだ。うひょ〜! かっこいくね? スケールでかくね? しかも、その発端は幼稚園の滑り台にあったんですよ。しかも、本人が国広富之ですよ。そこのあなたが中年だったら、トミーとマツ、見てたでしょ? 言っとくけどマツじゃないよ、トミーだよ! 1回目が長沼先生だったのは、長沼先生にとっては不運だったと思うけど、おれにとってはラッキーだった。なぜなら、あんな楽しい取材は今までなかったから。というか、すいません、取材の途中で酔っぱらって意識を失ってしまいました。起きてからはあらゆる意味で最悪で、先生をはじめとしてウェッジさんや天神山の皆さんにも多大なる迷惑をかけていたんだけど、起きるまではそんなことはまるで知らず、本当に楽しかった。。。学者がこんなに楽しんでいる人たちだなんて知らなかった。つーか、もっと早い時期に知りたかった。つーか、いま若い人はみんな学者を目指せばいいのに、って思った。つーか、学者って、自分ばっか楽しんじゃってずるい!という印象を強く持ちました。これがほかの学者先生の皆さんにもあてはまるのか、長沼先生にだけあてはまることなのか、そのへんはこれからきっとわかってくるんだろうけど…。と、長沼先生ブログを見たら、チュニジアでラクダにライディングなうだった…。やっぱ明らかに楽しそう…。先生は毎日アルコール消毒しているからインフルエンザなんか未来永劫かからないんだと思います…。
なお、長沼先生の研究についてはNHKの「プロフェッショナル」を見るのが一番です。ただし、惚れても知りませんから。
そして、長沼先生の本はこちら。
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