ドイツ日記.5

朝、ロッテのノックで起こされる。さあ朝飯、と思ったら、ロッテがなんかカギのところを指差してジェスチャーつきでなんか言い始め。なんかジャーマンジョークでも言ってるのかと思ったが、よく聞けば、昨日、ドアを開閉する音がバタンバタンうるさかったから気をつけろ、とのこと。。。ううう、怒られた。。。帰ってきたら明かりが真っ暗で、よく見えなかったから許して、とか言いたかったのだが、言い訳したらさらに怒られそうだったので、アイムソーリーの一点張り。
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朝飯は台所でロッテと二人。パンとヨーグルトとシンケン(ハム)とコーヒーとリンゴジュース。硝子瓶にレーベンツァールホーニッヒと書かれたハチミツは、ロッテ手作りの自慢の一品。これまでで食った蜂蜜でもっとも甘い蜂蜜だった。レーベンツァールはライオンの歯ってことだから、ダンデライオン、つまりはタンポポで作った蜂蜜なのかと思ったんだけど、ロッテは違うという。でもやっぱこれってダンデライオンじゃないのかな〜。
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その後はインターネットを使える場所探しで中央部へ。フリーのホットスポットに行きたくて、駅のインフォメの人や道行く人や可能性のありそうなカフェとかを40分以上まわったんだけど、らちがあかず、しょうがないのでインターネットカフェへ。1時間5ユーロもかかっちゃって、しかもパスポートを預けろ、と言われちゃって、怖いのでそのデレクという係員の目の前に座ってアクセス。高いよな〜。


1時間では足りないので、その後も街を歩きながらスポット探し。WMのボランティア詰め所みたいのがあったのでそこに行ってみると、最初のねーちゃんは知らないと言うだけだったのだが、粘ってみたら、インターネットに詳しい同僚を呼んでくれて、そのおじさんも無線LANスポットを教えることはできなかったものの、端末で調べていいよと言ってくれたので、タタタとやったら結構出てきて。その中から一番近そうなHotel(CAFE) ANNAというところの地図をプリントアウトしてくれますた。ふゆ〜。


で、喜び勇んでその店に行ったら、ウェイトレスがほぼ全員美人で驚き! ほら、ドイツ人ってみんな肉厚でどっぷりしてるでしょ〜。ところがここの女の子はそんなドイツっぽさを感じさせないスリムビューティー揃い! なんとかお願いしてちょっと木の実ナナに似ている気がするナタリーちゃんと写真を撮らせてもらい、その場でミクシィ日記にアップして見せてやりますた。ほんとはフロントにいて最初にネット接続のことを聞いた制服の女子(サンドラブロックとフィービーケイツを足した感じ)にもお願いしたかったんだけど、気が強そうで言い出せず。ちょっとこう、ぴしゃってやられたいタイプの美人だったな〜。
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その後は、ライプツィヒからくる同行者を駅まで迎えにいき、一度部屋に戻ってロッテに紹介してから、中央部に戻ってアウグスティナーなんとかビアハウスという有名店(ロッテの紹介)で、イングランドトリニダードトバゴ。隣にイングランドサポが二人熱くなってて、おれら日本人もイングランド応援ムードを醸し出していたつもりだったんだけど、クラウチのゴールをきっかけに、もう一組いたブラジル人チームとトークに花が咲いちゃって、そこに店のドイツ人スタッフも加わっちゃって、おれら日本人二人だけおいてけぼり状態。途中、ちょっとだけトリトバのチャンスに歓声をあげちゃったのがよくなかったみたい。。。ですごすごと退散。


気を取り直して、たまたま通りかかったアウトドアのビアガーデンでスウェーデンパラグアイ。ここでは、さきほどの屈辱を取り戻すかのように、隣に座ったチュニジア人と楽しくトークの宴。彼はフランスに在住で、大使館の関係でチケットをゲットしてドイツにきたとかなんとか。もちろん、2002年はありがとう、と言っておいた。トラベルシやジャイディ、ジャジリとか知ってるチュニジア選手の名前を言ったらもちろん好感触だったけど、なぜかブアジジだけは通じなかった〜。彼は人を一人食ったことがありそうな顔つきをしていてかっこいい、と伝えたかったのだがw 彼はチュニジアエスペランサというクラブを応援しているそうで、Jリーグのことを当然のようにアピールしたのだが、やっぱりFC東京のことは知らなかった。ここでもブッフバルトパワーが炸裂。。。
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帰ったら、エクストラベッドを入れてくれるはずだったのに、入ってなくて、しょうがないので同行者は床にシーツをしいて睡眠。とほほ〜。ロッテおばさんったら、忘れちゃったのかしら。つーか、もしかしてボケてたり。。。  ちょっと思い当たる節もあるけど。。。

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