日記.1

ふぇ〜い。もう、なにもかもめんどくさくなっちゃってるんですが、いちおう書き残したものをあげときまーす。おれにはちょっと向いてないのかも。。。
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6月11日 アムステルダム→フランクフルト

アムステルダムスキポール空港に到着。空港から中央駅に行くのに迷って40分ぐらいロスしたものの、無事にICEに乗ってフランクフルトへ。いやー、成田からここまで、遠かった…。ずっとちぢこまった体勢でいて体重がかかりすぎたためか、尻にボツボツとできものが発生してかゆくなるほど…。エコノミー症候群の恐ろしさが少し身にしみた感じ。合計でいうとフランクフルトまで33時間ぐらいかかっちゃってて、やっぱ安さ重視の日程は中年にはきついな、と実感。

フランクフルト到着後は、Sバーンの路線選びで一苦労。予約していたホテル(モーテル)の最寄り駅Niederradへの行き方に悩んでいる東洋人を見かねたドイツ人中年男性(デルピエロが年をとってドイツ人になった感じの風貌)がMay I help you?と言って助けてくれようとしたのだが、どうにも要領を得ず。実は彼、フランクフルトにくるのは2回目というアンチ都会人だったらしく。。。結局、彼のアドバイスを聞き入れて従おうとしたのだが、どうも電光掲示板の指示と合わないので、なんとなく路線を変更し、まずレーマー広場のパブリックビューイングへ。試合はオランダ対セルビアモンテネグロ

マイン川の真ん中にでっかいディスプレイを背中合わせに二つ並べて立て、それを両岸から眺めるという大掛かりな舞台設定。たまに船が通って邪魔をするんだけど、乗客が手をふるのでみんなもそれにこたえる感じ。ただ、着いたのが遅かったので、立ち見を余儀なくされたのがなんとも残念。ビールを買ってるうちにロッベンがこの試合唯一のゴールを決めちゃったのでみられなかったのも残念。。暑いからか、両軍ともゆったりした省エネサッカーの印象。ロッベンだけが別の時間軸で動いていた感じ。つーか、オランダってロッベンしか攻撃してないんじゃない?ってぐらい、ボールを持ったと思えばロッベンロッベンロッベン。エースですな〜。

で、その試合の時分から、いちばん目立っていたのは、イランサポ。なんでこんなにいっぱいるのか、といぶかしがりたくなるほど。次の試合がメキシコ対イランだったんで、それをみるために集結していた模様。女の子も多くて、イランコールで練り歩くので、会場の人気を独り占め。エキゾチックで目立つんだよね〜。つーか、イランの女子は顔を隠さなくていいんだっけ? けっこうお肌も見せていたけど〜。

メキシコ対イランはみないで、ひとまずホテルへ。なにも考えずに安いのを取ったのがきいたのか、場所が中央部からなかなか遠く。。。迷いに迷って最寄り駅のニーダーラートに着いたら、そこは明らかに場末の空間で、駅前には怪しい浮浪者の姿が。回収した瓶を持ち運ぶ浮浪者を地元の若者が追っかけたりして、まずいところに来ちゃった感じ沸々。そこからバスに乗るはずが、日曜日でバスが動いてない、とたまたま通りかかったトルコ人夫妻に言われて落胆し、トラムに乗ってみたが、そこからまた遠くて遠くて。。。辛かった。

その後、気をとりなおして中央駅にタクシーで乗り付け、ミクシィで知り合った今野さんのホテルへ行き、オランダ対コートジボワールのチケットを譲ってもらった! ついでに一緒にレーマー広場に行ってメシ&プロースト。ビールはホッヘヴァイツェン。ちょっと濁ってる感じなんだけど、これはうまい! フランクフルターヴルストとシュニッツェルとニュルンベルガーとアプフェルヴァインを食ったけど、付属のザウアークラウトとマッシュポテトみたいなのは食べきれず。期待のフランクフルターはいまいち期待はずれだったがシュニッツェルはうまい! アプフェルヴァインはでかいコップに満杯で、一杯でもう満足。シードルなんかよりもよりぶどうのワインっぽい味。

広場では、イングランドサポが2時間以上にわたり大騒ぎ。最初は歌とダンスでうるさいだけだったのが、途中からボールが登場して、それを力いっぱい蹴り上げる合戦w 結構由緒ある場所のはずなんだけど、おかまいなしにボールをけりあげるので、窓ガラスやグラス類がいつか割れるのではないかという危険がいっぱいなんだけど、どういうわけか奇跡的に何も割れず。やっぱフットボールネーション育ちの人たちは違いますなw 結局、11時30分ぐらいに引き上げたけど、やつらは最後までさわいでました。とてもそこに乱入する気にはなれない感じ。イングランドに限らないけど、多くの人たちが歌って踊れるサッカー曲を何曲も共有しているのはうらやましいと思う。その国の無形の財産というか。日本だとなかなかないよな〜、そんな曲。マツケンサンバ? マイヤヒ? うーん、ちょっと違うしw