ビリーブに撃たれて…

 娘のピアノの発表会。娘の演奏はちょっと慌てすぎのサザエさんな感じで、賞賛の嵐を贈るわけにはいかなかったのだが、ほかの子が弾いた一曲が、おれの弱り切った涙腺を激しく刺激。それは「ビリーブ」。この前「Dr.コトー」でお別れ会ソングとして歌われていたあれ。ちょっとさー、この歌よすぎない? ヤバすぎない? 小学校ではいま必ず習う定番歌で、卒業式でもがんがん歌われてるらしい。なんかこう、サビがたくさんあるというか、ここから盛り上げていくのかと思わせていったんじらして、一回引いてからまた盛り上げて、また引いて、そこからやっと真打ちのサビが押し寄せる感じ! 寄せては返す波のよう? そのへん、ちょっとユルネバに近いものも感じ。紅白歌合戦を盛り上げるには、もはやこの歌しかないと思うよ。「世界に一つだけの花」には明らかなノー&ネヴァーを表明するおれでも、この歌に抗うことは未来永劫できないだろう。ただし、大人が歌っちゃだめ! いくら歌唱力のある名うての歌手が歌ってもだめ! いくらさだまさしでもだめ! こども、できれば4年生以下の、まだ声変わりとかちんぽ変わりとかがきてない少年少女でお願い! …でもやっぱおれも歌いたいや。濁った裏声でみんなと合唱したいや…。
http://blog.goo.ne.jp/a_loquat/e/0819b64a8b7487ed56f7cbcd23597af8 歌詞はここにありました。でも、歌詞を読んだだけでは照れが先にたってたぶん伝わらないだろうな…。