「アウト・オブ・オーダー」2004

　去年、「ザッツ・ワタナベテイメント」でお世話になったワタナベエンターテインメントさんが律儀に今年も招待してくれたので、青山劇場で見てまいりました。今年も「音楽もある、笑いもある、感動もある」の総合エンタテイメントショーだが、今年は「笑うな！」というサブタイトルつき。笑うことを法律で禁止された世界という「リベリオン」ばりの設定が全編に施されていますた。開始前から席案内係（安井順平？）が客席でお客さんをいじる演出で拍手を集めた後、いつものように、青木さやかのウグイス嬢アナウンスでスタート。去年はこんなにメジャーな人じゃなかったよな〜と軽い感慨の後、頭は去年と同様、ビビる大木のそつのないトーク。内容は電車の忘れ物ネタ。やっぱこの人は声がイイわけなんですが、今日はちょっとかすれ気味で声にツヤがなかったかもね〜。次に笑ったのは、コア。暴走族のいでたちでウルトラマンなどの懐かしネタでした。去年、有名ＣＭソングの続きを歌っていた名倉潤の歌唱ショーは、今年は童謡の続き。桃太郎の変えメロソングのマルシアとのデュエットは出色。あれ、カラオケに入ったらおれも歌いたいですね。つか、マルシアって歌が圧倒的にうまいのね〜。知らなかったれす。ポルトガル語もうまく活用されてたしね。ジーコジャパンネタもちらっと触れて。あと、やっぱりよかったのは売れない男性アイドルもののプリーズ・ミー。石塚の後継者を狙ってほしいゴリけんがメンバー入りしてよりキャラがはっきりしてますた。でもザブングルの片桐はいりみたいな人が入ってなかったのはちと残念。そうはない逸材顔ですからね…。あとのほうでネプチューンも少年隊風のアイドル・パフォーマンスをやってたけど、おれはこっちの若手のほうが完成度が高くて好きだな〜。あとなんだっけ、ラグフェアーとインスピのタッグアカペラは迫力ありました。生で聞くと、おれもアカペラやりてぇ〜と強く思いますが、もちろんいつもその場限りです…。と、そんなところですが、じつは隣に座ってた女子がすげーかわいくて、もちろんじーっと見ることなどできなかったから雰囲気だけいただいたんですけど、そのせいであまりショーに集中できなかったというていたらく。聞き耳をたてた感じでは、大学生の二人組。テレビ局がまだ残ってる、とか、ダメだったら大学院に進む、とか言ってて、おじさんも就職活動を思い出しましたー。がんばってねー。つーかねー、空調の風向きによってたまにイイにおいがしたですよ！あれはO-30にはありえない若草のにおいだね…。こうやって若い香りを吸っちゃうと、このままじゃいけない、って気になりますです。ビバ！ヤングネス！！