もろ撃ち抜かれ…

 鈴木ナオト先輩から教えてもらった「電車男」、会社の非中心でたったいま読破しちゃいました。目が腫れて蛍光灯を直視することができないです。「愛」だの「恋」だのという言葉関係に対して非常に鋭敏に嫌悪感を抱くようプログラムされているおれですが、いとも簡単に無力化させられました。しかも、そのことさえうれしいという気分。おれにとってのナンバーワン青春大河ロマン「青春の門」を読んだときの感動と近かろうよかろう。フラッシュに使われていたhitomiもいいんだけど、おれとしてはなんとなく、電車男エルメスと、その二人に撃ち抜かれて果てた無数の男たち(自分を含む)に、中村雅俊「時代遅れの恋人たち」を捧げたい。捧げよう。「恋人よ〜愛なんて〜言葉は捨てろよ〜」。 
 よくみたら、はてなのHot urlでもガンガン紹介されてたんですな…。