林が「マトリックス」の弾丸シーンを再現!

第9節、広島戦。1-0で地味〜〜に勝利。決勝点は太田のコーナーのこぼれ球に丸山が右足で詰めてゲット。丸山はここのところ守備が不安定だったが今日は落ち着いて以前の状態に戻っていた感じ。J1初ゴールだったみたいだけど、試合後のインタビューはまったくそっけないもの。特にいいこともおもしろいことも言わず、特別な感慨は伝わってこなかったw 全体的には、東京が調子いいというよりは広島が調子悪くて勝てたというゲーム。ミスパスが多くて昔の強豪の印象は残っていなかった。コーナーフラッグの人ももういないし…。
おれにとって最もインプレッシブだったのは、前半の相手のフリーキックに対する林の横っ飛びセーブだ。ゴール裏の自分に向かってネットを揺らす軌道で飛んで来て、ゴールに入っちゃった、と思ったら、林が手にあてて外に出していた。ちょっとこう、ボール以外の時間が一瞬だけスローモーションになったというか、巻戻ったというか、そんな不思議な錯覚に陥った。「マトリックス」のビュレットタイムシーンのようだった。後半の工藤のシュートへの反応もかなりマーベラスだったし、ハイボールも余裕でキャッチしてくれるし、林は本当に貢献度が高いキーパーだ。。林がいなかったらと思うとぞっとするわ。
あと、大久保が終盤に見せた敵ボールへの追い込みぶりに心打たれた。残念ながら攻撃で大久保が輝くシーンは今日も全然なかった。これまでもほとんどない。でも、これからもあれを見せてくれれば誰も文句は言えないしおれも文句は言わない。ただ、できれば大久保にはゴール大爆発のほうをより見せてもらいたい…。