網膜剥離入院4日目

入院生活4日目。今日で同室の4人のうち2人が退院。うれしそうだった。。おれの目は朝からいずい感じ。いずい、と言ったら2人の先生に北の出身かと聞かれた。北海道弁なのかな。朝は、回診というやつがあった。白い巨塔みたいに引き連れてまわるのではなく、えらい先生が診察室で待ってて、いれかわりたちかわり患者が花びら回転する方式で、下の先生たちがずらっと顔を揃えてそれを見守るというもの。担当の先生がえらいせんせいの問い合わせをうけてそれに懸命にこたえるかんじ。そういうのってやっぱあるんだな、と。えらい先生が見たからといってこちらの状態が一変するわけはなく、右目はまだほとんど見えないし、涙なのかなんなのかしるがけっこう垂れてくるし、まつ毛が入ったようなゴワゴワ感あるし。進歩してる感じがしないのでむなしい。担当のナースさんが入れ替わり立ち替わり変わるのは楽しい。昼番と夜番で1日2人ずつだけど、いまんとこみんな若い。若い女性に話しかけられる奇特な機会が与えられるのはいいことだと思える。1人目の子はちょっと矢口真理っぽい。不倫好きかは不明。2人目の子は場慣れしてる感じが濃厚だが新人。3人目の子はバレー部っぽい。4人目の子は3人目の子に似ているがバレー部っぽくはない。5人目の子は地味ながら話しやすい。こたつが似合うタイプ。6人目の子は彼のためなら犯罪も犯しそう。共通してるのはみんな小柄なこと。人の世話、しかもこんな屁こきおやじたちの世話をするのを仕事にしてるなんて、驚異だ。リスペクトだ。