おれウィルネバーウォークアローン

天皇杯準決勝鹿島戦。あと一歩届かず今季が終了。あれ以上はない感じのスーパーな平山オバヘドが炸裂して先制する素晴らしい展開だったが。。。あのままですんなり終わるような試合じゃなかった。。。10人になって、しのいでしのいでPK戦に持ち込んで勝つという2004年ナビスコ決勝のようなストーリーをイメージしたが。。。元日国立で応援したかったなぁ。。。悔しいが、さすがは鹿島だった。引退する大岩を前半で見切って、後半15分で本山を投入して追いついて…。一方の我が軍は、いま思えばというかスタジアムでもそう思ったけど、追いつかれてからベンチがしばらく静観を決め込んでしまったのが非常に残念だ。。。
だけど、帰りの副都心線のあたたかいシートに座っているとき、おれはそう悪い気分ではなかった。負けたから満足はできないけど、わりと満足に近い気分。それは、いっしょに応援した息子が隣にいたからだ。のどの調子がここんとこずっと悪くて声が途切れがちなおやじの横で、おれの小学生はたのもしい声出しを続けてくれた。かさついているせいか叩いているうちに手のひらが割れて血が出て痛くてなかなか音量を発揮できないおやじの横で、おれの小学生は手を叩き続けてくれた。自分の滴から生まれた分身が同じひとつのチームを応援してくれている幸せ。いってみれば、おれウィルネバーウォークアローン、的な思いを実感。言葉にすると安っぽいけど、実際感じてしまったんだからしょうがないよw 来年も何度かそういう気持ちが味わえればそれでいいかなという気にもなるけど……やっぱり勝って勝って勝って勝って勝ち続けて優勝してくれないと! 頼むぞ我が軍。いいオフを。養えよ英気。