地鎮祭終了〜

住んでいる都民住宅の家賃が年々上昇してきているのがきついため、奥様の実家の敷地に家を建てさせてもらうことを計画して幾歳月。本日、氷川神社の神主さんに来てもらって地鎮祭というものを執り行った〜。ふゅ〜。家作りの階段を一歩のぼった感たっぷり。
神主さんが、組み立てる前にみるとベビーベッドのような祭壇セットを持参。野菜、果物、乾物、米、塩、酒、お頭付きの魚を用意するよう言われて、お義母さんがかなり立派な鯛を用意してくれた。
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うちは日本酒と茄子とリンゴとキャベツと梨ときゅうりと昆布と椎茸を用意。竹と縄は工務店さんが用意してくれた。竹がなかったら竹ぼうきを買えばいいかなと内心思っていたが、ちゃんとした竹でよかった。竹は3メートル四方ぐらいに立てるんですよ、と言われたが、敷地の間口が3mギリギリなのでよりコンパクトな幅に。四隅に竹を立てて縄の縄目をゆるめてしで(紙垂)をくくりつけ、まん中に祭壇を置いて完成。
神主さんが呪文を唱えて始まったが、冒頭の「イザナギの…」以外は聞き取れず。というか、舞い上がっていたのと暑かったのとで頭に入らず。氷川神社スサノオが主神らしいので、イザナギの子のスサノオがなんちゃらかんちゃらと言っていたのではないかと思われ。神様が降臨する瞬間を見逃すまいとしていたが、認識できなかった。
次に、家族が順番にしで付きの榊を祭壇に備えた。二礼、二拍、一礼と言われたが、うまく拍手が鳴らず。サッカーのときのような、ちょっと接触面をずらして空気を入れる叩き方ではいけないような気がしてまっすぐに手を合わせたのが敗因。榊を横にして置いたら、たてに置くよう指導されて直したが、一度落とした。榊原みたいな名前以外で「榊」の字を使うのはこれが初めてかもしれない。神の木なんだな。
あとなんだっけ。敷地の四隅に米と塩と酒を時計回りでまいたっけ。まくときは左、右、中央の順でと言われた。あまったものは最後に玄関予定地にまとめてまいた。
それから、お神酒をコップについでみんなで乾杯した。施主として乾杯の音頭をとるよう言われて、無事にしっかりした家が立つことを祈りまして、カンパーイ、なんてことを言ったと思う。酒は土佐鶴だったけど、普通に飲むよりもなんとなく甘く感じたのをおぼえている。
鍬入れはやらなかった。あとは写真撮って終了。10時すぎにはじまって10時30分頃には終わった感じ。あっけない〜。初穂料は前もって妻が確認していて、3万5000円也。お供えものはもらって食えるのかなと思っていたが、全部神主さんが持って行って少々残念な気持ちに。あの鯛はうまいだろうな。神社で食うのかな。聞けなかったけど。
特に神聖な体験などはなかったが、一匹のアゲハがずっとうろうろと飛び回っていて、このアゲハは亡くなったおばあちゃんの生まれ変わりに違いないと妻は主張した。おばあちゃんの葬儀のときもアゲハがずっと飛んでいたそうだ。おれとしても、さもありなんとは思えた。
そういえば工務店さんと写真を撮るのを忘れたのが悔やまれる。