「週刊朝日」の書評にガチャ図鑑が!

taquai2009-04-22

週刊朝日」4月24日号の「週刊図書館」欄「Book Browsing」のコーナーで、おれっちが作った『原色ガチャガチャ生き物図鑑』が取り上げられていました! もう先週の号(表紙はベッキー)ですが、図書館で見かけてしまいましたよウワ〜イ! 谷本束さんというライターさん?が書いてくれました。「凝っているのがポージング」とか、座談会への言及とか、ちゃんと読んでくれた感じがしてうれしいっすね。おおむね好評? ありがたや〜。さっそくユージンさんに教えよう。ちなみに、谷本さん、昔は確かに100円が主流でしたが、昨今のガチャガチャは200円がメインで、300円のものもけっこう増えてきておりますよ〜。

 ガチャガチャ、といえば百円でおもちゃ入りカプセルがガチャンと出てくるあれ。製造元のタカラトミーアーツが二〇〇二年より、色も形も本物ソックリの動物フィギュア、「原色図鑑シリーズ」を発売。大人にも大ヒットした超リアルな生き物たちを集めている。
 カメを皮切りにカエル、昆虫、魚類にサンゴ。種の豊富さ、体色の精密な再現には驚かされるが、凝っているのがポージング。身をくねらせて泳ぐミヤベイワナ、水中からジャンプするトノサマガエル、一瞬の動きをとらえた生命力あふれる造形に、おもちゃでここまでやるか!と半ばあきれつつの「すっげえ」。
 巻末に制作者たちの座談会が収録されている。制作のきっかけ、カプセルという限られたサイズに落とし込む苦労、発売されなかった幻の企画など、内々の話がこれまた面白い。とことんの職人魂、マニアな人々の底力。恐れ入りました。(谷本 束)