へんなかんじが進行中!

たまには仕事の近況報告をば。
このところ漢字の企画に邁進しておりますよ。
従来のいわゆるジロルクオリティwですと、
漢和辞典から妙な漢字を探してきて、
それをちゃららんとグルーピングして、たりらりらんとおもしろがっておしまい、
だったと思うんですが、今回はちょっとそういう態度を改めまして、
ちゃんと碩学に教えを乞うてから原稿を書こうと思い立ちまして、
いま鋭意授業を受けているところであります!
今回無理言って指南役をお願いしたのは、進藤英幸先生。

漢字字源辞典

漢字字源辞典

漢字辞典―新版小学

漢字辞典―新版小学

といった辞典の監修をやっている方です。
なんかですね、漢字学者もいくつかスタイルが分かれるらしいんですよ。
字の形だけに着目する人とか、音韻に注目する人とか、なんでも宗教的に捉える人とか。
進藤先生は、わりと中道的な位置にいらっしゃるようですが、
その中でも音にはこだわりがあるように思いました。
字より先に口でしゃべることばがあったはずなんだから、
そりゃあ字の形も大事だけど、音を抜きには語れないだろうよ、という考え方。
ちょっと難しくてついていくのがおっぱいおっぱい((C)石黒さん)ですが、
なんとか先生の漢字エッセンスを抽出しようとがんばっておる次第であります!

どの分野でもそうだと思うんだけど、やっぱ学者ってかっこいいよなぁ…。