さよなら跳将、また会う日まで

天皇杯準々決勝広島戦。on BS1。国立には行けず。いつものように、やる気を見せたのはリードされてから。後半に入ってから。後半の反撃は迫力があったけど…。ノブオの気迫を買っての先発はいいと思うけどいかんせん1トップでは…。敵のボール回しを右から左へと一人っきりで追いかけて追いかけてそして消耗していく21番が不憫だった。なんで連動してやらないのかな…。いつものことだけど、相手の攻撃のほうがシンプルで、東京のシュートは難易度が高いものばかりになってしまうのだった。
これでハラトーキョーは終焉。おれ、ヒロミが戻ってきたときは、もう、ずっとヒロミでいいんじゃん、終身監督みたいなもんでいいじゃん、と思っていたんだけどな…。明るいヒロミが選手を引っ張って、選手がそれに反応してアグレッシブにやってくれるなら、負けたって…と思っていたんだけど…。さすがにそうは思えなくなった自分がいます。人柄のよさはあいかわらずだけど…。どうにもこうにも采配が弱気すぎたよ。スタメンからその天真爛漫で「やっちゃうよ」的なぬけのよさが伝わってこなかったよ。慎重だったよ。もっといえば、腰がひけていたよ。なんでだろう、なんでだろう、ななななんでだろう…。開幕戦のスタメンに吉本の名前を見て、ほーら見ろ跳将の采配を!ヒロミは使っちゃうんだから、若手を!と心躍った瞬間が懐かしい。でも、今年の監督としての見せ場は、極端にいえばそこだけだったかもしれん。サカダイの選手別出場記録の欄で、吉本のところが結局ずっと29分のままだったのが悔しい。それで今野を頼って無難にしのいで、ヒロミが辞めて、もしこれで今野までいなくなっちゃったとしたら、本当に悔しいよ…。
ヒロミには、監督じゃなくてもいいから、将来もう一度東京に戻ってきてほしい。もう一度跳将ぶりを見せてほしい。アスタルエーゴ、ヒロミ〜!