アエラに登場。それは些細な勝利の証


いま発売中のAERA11/6号で、去年出した『新しい世界地図』が紹介されました〜。というより、紹介されていました〜。イエ〜イ! なにをかくそう、おれはその昔、新聞記者志望でして、大学3〜4年の就職活動期にはこの「アエラ」と「新聞ダイジェスト」を欠かさず購読していたんですな。いま思うと全然適性がないことがバレバレですがw なんかものを書く仕事をしたいと思っていた地方都市在住のうぶな青年(おれ)にとって、ものを書く仕事といったら、小説家か新聞記者ぐらいしかうかばなかったわけです。貧乏を自覚していたおれは、おれの筆で社会をよくすれば、それがおれにも還元されておれも幸せになれる、なんて夢想してはいい気持ちになっていたわけです。ま、結局はアエラ朝日新聞はもちろんどこにも入れてもらえず、最後の望みだった毎日新聞の地方採用がダメと発覚したときは、石狩浜に行って我泣き濡れて砂とたわむる、だったな……なんてことを思い出させるアイテムの一つがアエラなわけです。なので、そんなアエラに自分の本が載ったことは、おれにとってはちょっとした勝利なのです。そう思ったって、いじめられないよね、ママン……。