ティリ「ボッキ」!

ディアドラのローマユニ

 キエーボ対ローマ。去年の首都ダービーpart2のときに人気だったローマのシモネッタはいなかったが、キエーボにティリボッキSimone TiribocchiというFWがいて少し応援*1。いつもはサブのようだが、肩トラップで落ち際を蹴りこんだシュートはカンペキ。あのタイミングですよ。キエーボ、最終ラインを上げてオフサイドを狙いまくる作戦が健在。モンテッラは一人で7〜8回ひっかかってた模様。でもそれだけ引っかかっても結局2ゴールは小型飛行機アエロプラーニノ。1点目はトッティの右からのグラウンダーに詰めて押し込み、2点目はまたもトッティが後ろから出した山なりのボールを下がりながらオーバーヘッドでガツン! 仲悪そうな二人だけどピッチ上ではかなりグー。ローマは、この二人にカッサーノを加えた3人が細かいパスでの中央突破にこだわりまくり、しかも結果を出してしまうというチームだった。サイドなんて使わないもんね、という開き直りは昔のヴェルディにも通じる。トッティのキック力はやっぱ凄。フリーキックは全部強打。強いタマを蹴れる選手はそれだけで存在価値がある。ボディコンシャス度の高いローマのディアドラユニ。肩のところのドットが汗だかなんだかのセンサーになっていて、選手の疲労度がわかるというやつ。ホントか?と思うけど、ああいうギミック入りのユニはグー。カッサーノはそれでいうとドットが消えまくっていたが。あと、アナがぽろっと言ってた、ラグビーラインアウトのときように、一人がもう一人を投げ上げて高いヘッド打点を確保するロケット打ち上げプレー、セットプレーでは実現可能だと思う。スカイラブハリケーンの実現版としてぜひ!

*1:昔、パルマのユースチームかなんかにBocchiという選手もいたみたい