トロイ・ブロス*1の優勝〜

taquai2004-07-04


 ポルトガルギリシャ。西洋人たちの宴が終わった。
 ギリシャにどうも肩入れできないのは背のデカさのせいというのもあるんだけど、それ以上に顔のせいだと思う。みんな獰猛すぎちゃって、繊細な日本人であるおれにはちょっとキツすぎるのだ。それも、多くは猛禽類系。ハリステアスなんてハゲタカそのもの。いつも目の回りを黒っぽく塗ってるのか、ってぐらい。見ていてくわばらくわばら、という気持ちになっちゃう。ポルトガルでいうと、フィーゴはまぁ猛禽類っぽくもあるわけだけど若林豪でもあるし、ルイコスタはロバだし、デコは弱気な松崎しげるだし、コウトはおばさんだし、ホナウドはチャラいし、ヌーノ・ゴメスフェレットだし…とチャーミングには事欠かないわけ。人というのは、内容とか思想とかの立派さよりも、好感を持てる人物かどうかでよしあしを決める動物。ギリシャを好きな人というのはかなりの理性派でなければいけないだろう。
 サッカー的にもセットプレーとかからのヘッド一発が得点パターンというのはどうもチャームに欠けていて応援心がわかねー。
 ま、いずれにしてもユーロなんてものは西洋人どもの宴に過ぎない!といいつつそれを一所懸命みていた平和な東洋人の一人なわけですが。