安売りクロスバイク、ゲットォ〜!

 近所の自転車屋をまわってカタログ収集に夢中な時期をすごし、やっぱおれは日本人なんだから日本メーカーの自転車に乗るんだ乗らないでどうするんだ!日本にはブリヂストンやら丸石やらミヤタやらがあるだろうが!なにがフランスだイタリアだケッ!西洋かぶれどもめらが!ぐらいの強い国産系購買の使命感に燃えていたのだが、池袋のフィールドで安売りしてた自転車を見て、そんな愛国心は雲散霧消! ドイツ生まれのセンチュリオン*1というメーカーhttp://www.centurion.de/クロスバイクを買ってしまいました! だって定価の半額のさらに1万円引きですよお客さん! ドイツの質実剛健さを地でいくように、他車に比べるとけっこう重いんですけどね、あ、でも生産は台湾ですけどね、という説明と、じつは旧モデルで、パーツを少しチェンジしてあるから安いんだという説明に納得しての、おれとしては会心のご購入! くわえていえば、店員さんが笑ったときにはっきりと見えるノーズ・ヘアにもかなりの説得力があったことは否めない! あれは街でたくさん自転車を乗り倒して排気ガスをいっぱい吸っていなければ伸びない鼻毛にちがいないのだ! おれはあんたを信じた! といいつつ、ネットでいわゆるひとつの「ググって」みると、日本での扱い元がつぶれてしまったという事実もあるようだが…。青赤へのこだわりを忘却の彼方に捨て去り、黒赤っぽいレッズ風orコンサ風のカラーリングに迎合したのもいまとなってはいい想い出です…。


 今回集めたカタログでみた自転車最新小細工事情がなかなかおもしろかった! 暗くなるとライトが自動点灯したり、サドルの上下がワンプッシュで動かせたり(信号待ちでダウンさせて安定感を増す)、ギアチェンジがフルオートマチックだったり、サイクルコンピュータが普及してたり、走行すると自動的にタイヤの空気が補充されるシステムがあったり〜。あと、サドルに男女別があって、男は前傾姿勢になると股間(タマ裏)の血流が激しく阻害されてよくないため、サドルの中央部をえぐって抵抗を下げるとともに空冷機能を持たせる、みたいな感じなんですってよ! 人間はなんでも進化させざるを得ない生き物だと実感! 


 納車はあさって。センチュリオ〜ン!(エイドリア〜ン風に)

*1:centurionは「 (古代ローマの)百人隊 (century)の隊長」…ってそれはなんですか?