男子小学生の投捕球能力低下について

taquai2003-10-21

このまえ、初めて、キャッチバレーというスポーツをみた。
練馬区発祥のスポーツで、バレーボールとドッチボールのあいのこみたいなもの。
ネットボールと呼ばれた時期もあるようだが、現在はキャッチバレー。
バレーのコートでネットをはさんでやるのだが、
バレーと違うのは、ボールを打ったりはじいたりせずにいちいちキャッチすること。
サーブは投げ入れる。アタックはジャンプして両手で投げる。
おもに練馬区の小学生女子に広まっている競技だ。
http://members.jcom.home.ne.jp/fujinosj/


で、おれが見たのは女子小学生チームと男子小学生チームの練習試合。
これが、ひどい。
男子チームがあまりにもボロボロ。
ふつうにふんわりときたボールも満足に捕球できない。
ちょっと速いサーブがきたらもうさわることもできない。
力のある直線的なサーブを連発する女子を尻目に、
男子は山なりのゆるい放物線サーブしか投げることができない。


2試合みたが、2試合とも大差で女子チームの勝ち。
女子はきちんとしたチームで、男子は女子の練習のためによせあつめられたチームだったという事情をさしひいても、
女子の方が体格がいいという事実をさしひいても、
男子のボール扱い能力の低さには目にあまるものがあった。
元来、ボールを投げたり受けたりするのなんて、
男の子の大得意ジャンルのはずなのに…。
できなくてもヘラヘラ笑っているヤツばっかりだし…。


聞けば、いまや、キャッチボールをする小学生男子は少数派だという。
みんなサッカーばかりやってるから、ボールを投げたりとったりはやらないんだろう。
ドッチボールってまだはやっているのかと思っていたけど…。
サッカー派のおれではあるが、ヒジョーにさみしいものをみた気がする。