市原戦、いつものアローン観戦。
(You'll never walk alone つっといていつも一人とはこれいかに?)
宮沢のシュートが入ったとき、
初めて、サッカー観戦で気絶した。
立ち上がってジャンプした後、真っ白な光の世界に意識が吸い込まれた。
体がオートマティックに立ち姿勢を制御してくれたので倒れはしなかったが
ちょっと危ない感じだったように思う。
現実に戻ってこれてよかった。
まあ、単なる立ちくらみともいう。


また「コロセ」コールがあったらしい。
ものを投げ入れたやつもいたらしい。
従来のおれであれば、その辺は敏感に嫌悪感を催すところなのだが、
もうそういうことはどうでもいい気になってきた。
それより、「おかえり、オシム」コールを大きく評価したい。
相手監督が試合途中で小便に立ったことになんてふつう気づくか?
そしてすぐにコールするか?
ま、快勝ムードで気分良くなって敵ベンチにまで視野が広がったんだろう。
現場でコールきいても意味が全然わからんかった。
帰ってきてスーパーサッカーをみてわかったときのこの出し抜かれ感!
この辺の、ならではの感覚を魅力的に思う以上、
多少の咎は見逃すべきだと思ってしまう。
「多少」の範囲をどう設定するかは依然として問題ではあるものの、
ゴール裏にカップルできていちゃいちゃしてるようなやつらよりも、
「コロセ」コールの方がまだいくぶんましだと思う。
一方で、たぶんこの判断は一般人とかけ離れているんだろうとも思う。
おれはもう違う次元に踏み込んでしまったのだと感じる。
悪くない。


悲惨な引き分けとなってしまったが、
他のチームも足踏みしてくれたんだから、まだいける。
ホームで飛車角抜きのFマリに大敗するよりまし…!