あの漢字王がおれの漢字本を紹介していた!

 ヒット作『目でみることば』の続編を鋭意制作中の岡部さんが教えてくれたんですけど、あの漢字王の漫画家・やくみつるさんが、5月に出た『国語力』

国語力

国語力

という齋藤孝さんとの対談本の中で、おれが前に出した本『「漢和辞典」に載っているヘンな漢字』
「漢和辞典」に載っているヘンな漢字

「漢和辞典」に載っているヘンな漢字

を紹介してくれていましたよ。「国語力を高めるテクストブック10選」というコーナーのトップを飾る本として! ヘンな漢字たちを深海魚にたとえるとは、なんというか言い得て妙ですよ。たぶんやくさんも同じ二見書房で漢字本を出していたということで編集部から見本が送られてきたのを見てくれたんだろうなとぞ思う。もう少し早く紹介してくれていたらあの本も絶版にならなかったかもしれないな、とも思うけどw いずれにしてもうれし〜。やくさんといえば、いまから18年ほど前かな、おれが「じゃマール」編集部にいたときに、一度原稿を頼もうと思って電話で打診したことがあったっけ。そのときは条件が折り合わずに結局受けてはもらえなかったけど、ご本人がすっぱり基準を決めている旨を話してくれたので、こちらもスッキリとあきらめることができた、という思い出があります。あれはプロフェッショナル・リジェクションって感じだったな〜。どうもありがとうございました〜。