クロスが貼られ始めた

パテみたいなものを石膏ボードの上から塗って一日おいて乾かしてまた塗っての後にクロス貼り。へぇ〜。そんなに手間がかかるんなら塗り壁のほうがいいのではとも思うんだけどそれでもクロスのほうがリーズナブルらしいのだった。デュエルマスターズの歌でも「クロス!クロス!」って叫んでるしね。こればっかりは加地ばりの「ふんわりクロス」では困るので、びしっと隙間無くはりつめたクロスであってほしいのだった。
あと、カーテン屋にいったら、この世界では三ツ山でひだひだがいっぱい出るのがかっこいいことになっている、と知った。カーテンをレールにつけるアジャスターを布地につけるときのとめかたが三ツひだがつけるやりかたで、その分布地をいっぱい使うからリッチということだろう。実際の窓の大きさの2倍とか1.5倍とかの布地を使うのがよしとされているが、余裕を持たせずに1倍幅をよしとするケースもあるという。あと、すそのところに重りが入っていることと、裾の折り返し幅が大きいほうがリッチであるということ。知らないことがいっぱいあるもんだなぁと。カーテンレールの種類だけでも何十種類もあって、なんでそこまで差異を求めざるを得ないのだろうかと思うが、長い時間をかけて培われてきたからにはこれが人間の本質なのだろうとも思う。これはカーテンに限らず、ドアでもサッシでも内壁でも外壁でも風呂でもキッチンでも表札でもポストでもクロスでもそうだけど、自分で選んでみない限り、違いには気づかない。そこに世界が広がっていることすら気づかない。さきに知ってればよかったなと思うしそれはネタになると思うのだが、でも実際に自分で選ぶ段にならないとリアルには感じられないだろうなとも思う。ま、家に限らず。世界は広いということでありましょう。