負けたけどいいもの見せてもらった

ジェフ戦。2点目をとったときは、おれたちって強い!と心から思って、その後も、3点目なんてすぐとれるんじゃないかと思って、こりゃーマジで5ー0とかいっちゃうのかも、と思ったんだけど。。。信じられない15分だった。あれよあれよとやられちゃって。キャプテン羽生が残ってれば違っていたのだろうか。。。2−0から残り15分で4点取られて負けるなんて、強豪なら絶対ないことだろう。スコアだけ見たら、なんて情けないクラブだと思っても当然だし、なんてひどいもの見せられたんだろうなんてがっくりしてもやむなしだろう。
でも、おれは行ってよかった! 東京が負けたのは悔しいけど、わざわざ息子の試合応援をサボってまで行ってひどい負け方をみせられちゃったたけど、それ以上にいいもの見ちゃった、という気分なのよさ。試合後の巻のコメントにがっつりやられた。ジェフサポはもちろんあれを聞いて幸せだったろうけど、敵側のおれも十分に幸せだったと言えるから不思議。敵とか味方とか関係ないところで、最後まで諦めずにプレーすること、最後まで諦めずに応援することの素晴らしさがびんびんに感じられた。しびれた。こっちが2点とっても、向こうの応援は全然しょげてなかった。むしろアップしてた。浦和みたいな音量は感じられないけど、なぜかしら、一途に応援している人たちの存在が伝わってきた。あれは敵ながら、というか敵だからこそ尊敬に値した。もし東京がいつかああいう状況に陥ったとしたら、昨日のジェフサポのことを思い出すべきだ。いま考えると、フクアリに着いて、行列できてるところには興味もなく、すいてたテントで250円の玉コンニャク買ってサービスの漬け物もらって芝生に座ってビール飲んでた段階から、なんだかもうフクアリのムードにやられちゃってたような気がする。ソーセージ盛りも期待通りだった。芝生&いいつまみはアウェイ客の戦闘心を削いで平和なのほほんムードにさせる好戦略。来年も来たいと心から思った。