GREASE? GREECE!

 フランス対ギリシャ。せっかく久しぶりのテレビ観戦だというのに、せっかくのアップセットだというのに、いまいち盛り上がれず〜。
 フランス、負けてるのになんであんなに淡々?声出して味方を鼓舞する選手が皆無ってのは問題。淡々じゃだめだめ。クールはサッカーの大敵だ!監督もずーっとぼっちゃんヅラで佇んでるだけ。試合後の記者会見もフツーーーーーな感じ。やっぱ、みんな歳だし、サンティニがプレミアに行く宣言をしてシラけたんだろよ。チェコギリシャに比べて、チームっぽくなってなかった。やはり、ヴィエラの異常な胸汗はフランスの肝だったのだ。あれを見て敵は怖じ気づき、味方は「おれもやらなきゃ」と思う、そんな効果的なスピリチュアル装置だったのだ。そのへん、伊東輝悦に顔の造作が似ているだけがウリのダクールでは荷が重かった模様。
 ギリシャのシュート力の高さは異常。どういう練習してるのかねー。足の爪の垢を煎じて(そんなことしたらすげー臭いと思うけど)東京の選手に…。トルシエみたいに、ここからはボーナスのようなもの、的な発言をレーハーゲル(禿ーげる?)がしてたから、勝つとは思わなかった。絶妙なマインド・コントロールを行ったのかもしれぬ。だけどそんなに心をつかまれなかったなー。サポーターもあんまり特徴ないし。美人サポもいないし〜。悪人顔の傑物・ゲオルガトスでもいればこちらとしてもちょっと違うんだが〜。