「もえたん」…

三才ブックスの「萌える英単語　もえたん」があいかわらずすごい売れ行きだ。アマゾン２位。２位？
実際、読んだらおもしろかったし。
例文がもっとエロいのかと思っていたらそうではなく、
でも普通のではなくてアニメ層に特化した強い例文。
絵も同じく。もっとエロエロなのかと思ってたが、
意外にポエミーで癒されますな。詩人ですな。
そのへんのバランスの妙に惹かれちゃう。
裏返すと普通の本に見えるカバーもグー。

きっと、社内でもりあがってるんだろうなー。
「やったじゃないか！」
「おめでとう！」（握手つき）
「つぎは萌える英熟語だな」
「いやいや、つぎは英国舞踏界に進出だろ」
「それって、萌える英タンゴ？」
「…」
なんつって…。
で、そんな盛り上がりを横目で見て複雑な思いをしているのが、
「現代サッカー様式学入門」を出してくれた関口さんのはずで…。
そして、たぶん、
同じようなことは、ぴあとアートンでも起こっているんだろう。
こんな売れねー本を作りやがって、
と社内で後ろ指さされているんだろう。

なんだか関係諸氏に非常に申し訳ない反省心で充たされ中。
反省猿のジローも死にました。
久々に、生まれてすいません、な気持ち。
体内にふきすさぶ北風はあくまで冷え冷えと。

36歳。冬。