あまりに悔しい東京ダービーから1日が経過。
ガンバ戦に続き、相手GKに恵まれなかったなぁ…。
あれだけ混戦だったのに、結局はビッグチームが残っちゃって。
つまらんねー。
しかし、磐田も横浜も鹿島も、
大事なところを主力抜きで勝ってるんだからたいしたものだ。
そのへん、やっぱ中堅チームとは違う何かを感じざるをえましぇん。
歴史力…?
もっとこう、リーグ全体を盛り上げなきゃダメじゃん?


しかし、おれは昨日、けっこう満足した。
もちろん勝てなかったからフル満足ではないが、
自分の短いサッカー観戦人生の中では、3本の指に入るものだった。
むりやり同行させた妻子はBブロックにまわし、
おれだけいつものGブロックの端の方だったが、
昨日はいつもよりまわりの人に恵まれた。
G裏でも端の方というのは家族連れも多く、
声を出したがるおれがちょっと浮くという場面もあるわけだが、
昨日はおれみたいなやつが多かったというか、
おれがちょっと疲れて声が小さくなると、
ほかの誰かがそれを受け継いで声をでかくしてくれている感じがあった。
それは客観的にはたぶん事実ではないのだが、
とにかくおれにそう感じられたことが重要だった。
たぶん、やっぱり、アマラオを媒介にした一体感だったんだろう。


そして、ユルネバはいい。最高だ。
昔は、なんでこんな気恥ずかしい尻がこそばゆくなる歌を、みんな嬉々として歌っているんじゃい、ケッケッ!サポーターってバカでダサダサな生き物!と心底から思っていたし(今でもそう思うが)、
メロディ的にも、この辺から盛り上がるのかと思いきやそうでもなく、かといってそれ以上の盛り上がりがあとからくるのかといえばそうでもない、出来のよくない駄楽曲だと思っていたのだが。
いつからか、これを歌いたいがためにスタジアムに行ってる。
しかも、お笑いぐさなことに、
おれの歌声が一番ユルネバにマッチしていると思っている!
おれはユルネバを歌っているおれのことが大好き! 
というこの恐ろしい事実を見よ!
昨日の2回目なんて、かすれた声に涙とその他汁がまじってそりゃあもうえもいわれぬステキな歌声だったんだよぐすん!
なにかほかに問題があったとしても、
ユルネバがある限り、スタジアムに行きたい。
そんなユルネバ大好き中年になっちまいましたとさ。